粉砂糖の日

どこにでもいるような女

春 / 三月生まれ

久しぶりに、気持ちがぜんぶゆっくりできる日になったので着たかった服を着た。

恋人から誕生日にもらったMILKのブラウス、ベルト、PINKHOUSEのデニムスカートに、。もらったブラウス以外は全て古着で手に入れたものだけど、それでも好きなブランドを身に纏うことができるのはとても良い。多少ちぐはぐなコーディネートになってしまっても、好きに着ることがやっぱり1番だと思う。そしてその完璧ではない状態を「私の個性」として肯定してくれる友人とかがいることが私が幸せに生活できる大きな力になっている。

4月から働くところが変わり、それは私にとっていいことで、なにも恐れてはいなかったのだけど。いざとなると少し疲れる。でもこれでいいんだ、と思うことが私にとって大切なこと。リズムよく毎日をこなせることがいちばんの目標であり、今の状態が最良だと思うことが心身を保つ。今の職場になるにあたり、私以外でいろんな意見が飛び交って惑わされることもあったけど、今が良い。それで良いんだ。

社会人の私に春なんてただの季節の変わり目でしか無いのだけど、3月は誕生日ってこともあって動きすぎてしまうとこがある。まわりが祝福されていることに焦り、新鮮な空気を自分も吸いたいと奔走してしまう。暖かい気温とお花があふれるこの季節に、自分だけ取り残されてなんとも言えない焦燥感に駆られる。そして焦って絵を描いたり、たくさん掃除をしたり、布団を洗ったりする。普段頑張れない私にとってはこれくらいが理想なのかもしれない。でも毎月3月なんてことになってしまったら、あまりにも眩しすぎる。

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୨୧

 

・・・・n ' s  m u s i c・・・・no.23

 

 

ピチカート・ファイヴ / 三月生まれ

 

もう4月なんだけど。この前3月で23歳になった。そのせいかこの曲に妙な親近感がある。自分のことを愉快にかわいく野宮真貴が歌ってくれてるような気がする。

 


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