粉砂糖の日

どこにでもいるような女

お花見おやつ

 

 先日、京都にお花見に行ってきた。

 この日はタイミングよく、桜が満開だった。人通りの多い祇園で自転車を借り、比較的人の空いている丸太町まで行った。

 太陽の光があたたかく、眩しくない程度のいい日だった。空気が澄んでいて気持ちよかった。友人の後ろに着いて、京都の知らない細い道をスイスイ走った。知らない道は好き、知らない家や知らない路上園芸も好き。その時しか見れない、すぐ忘れちゃう景色が大好き。

 お花見スポットに着き、友人がパンをくれた。いちごのジャムの入ったやわらかい生地のパンは、砂糖がたくさんまぶしてあって甘くて美味しかった。私はたくさん持ってきていたお菓子を何個か分けた。(ミニサラダ、ホワイトロリータ、シルベーヌ、スティックゼリーをお弁当包みに詰め込んで持ってきていた)

 風もゆっくりしていて、持ってきていたお菓子のビニールが飛んで行くこともなく、快適だった。

 集合が遅めだったのであっという間に夜になった。友人が店員のデータを把握する(?)おすすめのコメダで夜ご飯を食べた。あのアルバイトの子は〇〇くらいに入ってきて、最初は接客が拙かったけど、上手になった。そのアルバイトの子はいつも帽子をすごい浅めにかぶっている。とか。絶妙にどうでもいい楽しみ方をしていてとてもよかった。みそカツパン(からし抜き)を2人で半分こして食べる。食べ終わった後にまた大富豪をした。結果は10戦5勝くらい、どれも激戦だった。

お菓子が半分以上余ったので、しばらく私のお茶請けになりそう。