粉砂糖の日

どこにでもいるような女

雑記

鬱じゃない私は、多分いいやつではない。

最近、私は元気だ。気分は安定していて、空気が美味しいと感じる時間も増えた。でも、元気で声が大きい日が続くと、今まで大切にできていた繊細な感情が落ちていく。調子にのりやすくなり、自信過剰になり、多分知らぬうちに人を傷つける。もう傷つけているかもしれない。かなしい。

人の気持ちを見る意識が減り、気分が穏やかになった。その代わり絵を描いたり、文字を書いたりするのに、しっくりくる表現が思いつかない。

私は創作以外の生活で無くさないと、泣かないと、生み出すことが出来ない表現が多い。人のことを下手でも考えすぎて気分が落ちている時間が長かったのが多かった私だからこそ生み出せたものがあったんだ、恐らく。悲しみは大切にした方がいいんだな。いやでも、やっぱり心身の健康が1番。

下手でも人のことを考えるのを放棄すると、多分何も作れなくなる。ならば、せめて大切な人だけでも、自分の感情、やさしさを精一杯使いたい。全員のこと考えるのは疲れちゃうから、近くの人だけでも。私も他の人も、きっと好きな人を大切に思い続けるためにやさしさを使い分けてると思うから、人類全部のことは考えなくていいから。身近な人だけでも、幸せにすることを考えたら、多分これからもいろんな感情と共にモノづくりできる気がする。

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