粉砂糖の日

どこにでもいるような女

大切な話は食事をしながら

これからの私と豆餅くん*1のことを地元いる家族に話した。

一日は私の親と私たちでで温泉の個室食堂で。もう一日は彼の親と私たちで彼の実家で。みんな私たちの現状をおおよそ知っていたので、「今後はですね…」みたいなごく穏やかで事務的な報告会だった。

えぬ家の会食時のごちそう

えぬ家側の時は和食のごちそうだった。中央にある天ぷらが美味しかった。ナスに穴子としそを巻いて揚げたものだそうです。流石にこれを食べながら話はできないから、デザートのチョコババロアがきてから本題に入った。最初は個室なんて大袈裟な…と思っていたが、普段食べられないご馳走をいただけたし、私と豆餅くんも周りを気にせず話せたのでよかった。

豆餅くん側のご飯の時は、彼のお母さんが美味しいものを沢山用意してくれた。サラダ、すき焼きをお腹いっぱい食べたあと、バウムクーヘンとカフェラテをいただきながら二人で話した。

そもそも入籍するのかも最初は悩んだけど、生きやすくするには入れたほうがいいよねということに。いい意味で双方の親は私たちのことに干渉しない。君たちの生きやすいように、困ったことがあったら相談してね、でも基本的に二人でがんばってね、みたいなスタンスにあらためて感謝した。

本格的に計画が始動するのはまだ1年以上あるけど、数年遠距離をしていてやっと次に動ける体制の目処が経ったので、念入りに丁寧に準備したい。やっとだ、大きな安心のため息が何回も出た。それまで何があるかわからないけど、穏やかに進んでいけると二人が強く思っているから、その通りになるはず。

ぜんぶ終わった後に「ちゃんと場を作って言えてよかったね」「うん、そうだね」と二人でちょっと嬉しくなった。

一足先に私は関西へ戻った、後を追うように彼がバスで関西まで来た。東京へ帰る前に、さいきんは私のところを経由してしばらく過ごしてから東京へ戻るのがお決まりになっている。今回は三宮へケーキを食べに行ったり、バイト終わりに焼き鳥を食べに行ったりした。

これからも大丈夫だって祝福するみたいにおいしいのを食べた。

久しぶりに三宮行った

 

 

*1:私の彼のこと、最近象柄の服ばかり着ている