粉砂糖の日

どこにでもいるような女

少しでも力になれば

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人も世界もずっと同じことなんてない。よくもなれば、その後にダメになったりもする。そのスピードは人によって違う。家族は歳を取ったり体が悪くなったりするし、性格は途中から悪くなったりするし、小さな積み重ねで心を閉ざしてしまったりもする。それでも、私は急に大切な人がいなくなったり、家がなくなったりという経験がない。ないほうがもちろんいいのだけど、そういう人たちがこの世界にたくさんいることも知っている。いると実感できるようになったのは割と最近になってから

元旦から地震があり、テレビやラジオがそれでいっぱいになった。私が個人的に実家やパートナーの為にどうやったら役にたつか考えるタイミングで、昨日まで頭を悩まされていたら、それどころではない気持ちになり、被災してない自分が何をしないといけないか考えようとしてわからなくなった。それでもSNSで災害が起きた時のネットリテラシーを少し身につけていたので、邪魔になる発信だけはしたくないと思った。どこまで報道を追いかけなければならないかわからない。世界のことまで考える余裕などない私はせめて国で起きてる現実を受け止めたい。今家に帰れなくなっている人たちのことを考えた。家族と会えてない人もいるかもしれない。家はあるけどめちゃくちゃになってどうしていいかわからない人たちもたくさんいるかもしれない。私みたいに一人暮らしの女の子はすごい怖い夜を過ごしたことだろう。わからない、どこまで彼らに寄り添ったらいいのか。あまりにも何ができるかわからない。少しでも人の支援と温かい食事、安心した暮らしを取り戻す助けになれば、ならないかもしれないけど、少しだけ寄付した。

 

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