粉砂糖の日

どこにでもいるような女

ときめきで乗り越える

4月から通信の大学に入学して図書館司書の資格を取ることにした。

1番の夢だったというわけではないけれど(私の夢は絵で仕事をすることだから)、ずっと頭の隅にいたなってみたかった職業の一つで、今回タイミングがマッチして取れる準備ができた。

自主学習が主な勉強法で、レポート提出によって単位をとっていく。13科目くらいありその一つ一つにレポートを書かなければならないので、たくさんパソコンを使って文字を入力することになる。実はこの1年意味もなく寿司打を永遠にやってたらタイピング能力が信じられないくらい上がった。暇と怠惰が生み出した能力も役に立つのだな、と驚いた。ラッキー!

しかし、紙の日記やスケジュール帳を使っている身としては、書いて勉強するのもしっくり来る。なので久しぶりにルーズリーフとそのバインダーを買った。バインダーはメルカリでSWIMMERのかわいいのを探して買った。学生証用に撮った写真は盛れた。小さなかわいいものを勉強に取り入れたり、楽しみを積み重ねて楽しく勉強したい。勉強できるのが嬉しい。はじまったばかりだけど楽しみ。

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最近カベポスターを好きになった。

ここまで芸人さんを好きになったのは初めてでまだ自分でも困惑している。お二人のガツガツしたところのない上品な関西弁、2023年のM1決勝ネタ、気づいたら好きになってた。何より、誰よりもお二人で話されている時が一番楽しそうなのが素敵。

職人気質でお笑いにストイックでそれ以外はなんも興味なさそうな永見さんと、ツッコミの割には落ち着いていて趣味が多くてチャーミングな浜田さんとのバランスが最高。永見さんの塩顔と浜田さんの濃いめのお顔立ちも立った時キャラが引き立っている。お二人とも声音は穏やかなはずなのに、ワードセンスが絶妙で面白い沼にずるずる引き摺り込むのがうまいなぁとにこにこしながら喜んで引き摺り込まれてしまう。

Twitterで彼らの1日のスケジュールをアップしてくれている非公式アカウントもあり、活動も追いやすい。ラジオで知っている場所や駅が出ると、存在を身近に感じるし、面白いことだけではなく、ファンのことで困ったこと、別になんてことはない日常を話してくれているのがいい。

関西に住んでいるうちに彼らの生の姿をテレビで、劇場で、ラジオでたくさん触れたい。あと頑張ってラジオステッカーゲットしたい。

これからしばらくは資格の勉強や、なるべく途切れないようにしたい創作活動のことを考えて心がざわざわしている。カベポスターははそんな私に休憩とモチベーションを与えてくれる存在になっている。今彼らを好きになってよかった。

このときめきは、生きる力になる。やりたくないこともちょっと頑張ってみよってなる。

推しができたので健康になれそうだ。


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些細な悲しみと嬉しみ

お金が無いのは特別悲しくなかったけど、友達に思ったような誕生日プレゼントがあげられないのは、すこし悲しいなと思った。でも、人にあげるもののために自分のカフェ時間を削れるほどまだ私は優しくなれない。

人と対面で雑談するとき、自分のことをしゃべりすぎないほうがいいと思ってる。それで何回も失敗をしている。まだ失敗し続けている。しゃべるとあとで後悔することの方が多い。観た映画の話や、最近すきなお店の話、おいしかったご飯の話、それくらいでほんとはいいのに。好きな友達とは嘘なんてつかずに繋がっていたくて、烏滸がましくも自分を理解して欲しいと思ってしまう。久しぶりに会う人、あるいは初めての人とは特に。あとで自省する時間が増えるだけだ。

私は沢山の本を置いて実家を出てしまったのだけど、このまえお姉ちゃんとお母さんが「えぬちゃんの本棚はなかなかいいセレクトだね」って言ってくれたのがとってもうれしかった。好きで集めていたものや、やっていたことがたまたま役に立った時、私はとても嬉しくてにんまりしてしまう

理不尽な意地悪をされたとき、それが遥かに年上の方だったとき。たぶん若いころ自分がなれなかった(なりたかった)像に私が近いところがあるから意地悪してるんだと思うようにしたい。腸がにえくりかえりそうになっても、煽るようなことせずに静かに(あなたは、こうなりたかったのかな)って思って優しくなりたい。理想の話です。だいたいは即むきーってなって帰って泣いてます。

時々、身体中が棘だらけになるくらい、感覚が鋭利になる事がある。

 

早朝の光に照らされる電車で、最後尾の車両から先頭車両に向かって、全力で叫びながら走って、1番前まで来たら乱れた呼吸と髪で大笑いする。

のを想像して午前8時の電車に乗る。

自分は優しいだけじゃないってことをうまく伝えられないから、時々あえて人に狂気じみたことや冷たい態度を取ってまうことがある。たぶん電車で狂えないかわりに自分の棘を小出しにしてる。後でものすごい罪悪感に襲われるけど、その罪悪感を相手に伝えることはほぼない。相手にはただの冷たい人だと思われて(もしくはそれにも気づかれないまま)終わる。それで平静を保っている。

悪いことをしたり、怠惰な一日を過ごしていても、「明日はいい日になりますように、頑張れますように」って思うのはひどいことで、私はずっとその状態を保ってしまっている。

 

今日のラッキー / 少し先への準備

★・・ 本題の前に、今日あった少しラッキーだったこと ・・★

今日のバイト前、スーパーのイートインスペースにあるコーヒーマシンでカフェラテを買ったら、マシンの不調で牛乳が地面に向かって飛び散り、お詫びにって結果的に無料で飲み物飲めた。いひひひ。

 

怒涛の12月が過ぎお正月も終わりなんなら1月も終わりつつあり、冷たい風が時を勢いよくさらって行くのを感じる。

豆餅くんと東京で住む家が決まりそう。今は審査待ち。私は職場の更新をしてしまってたのもあり、東京の部屋を契約しても一年くらいは関西に残る。バイトだしやめてしまってすぐ行けばいいじゃんって母は言ってくれたけど、なんとなく三年働いた場所を微妙な空気でやめたくない自分の良心が残っていたのでそちらを尊重した。

長いこと付き合って念願の同居なので、かなりお互い気持ちがふわふわしてる。夜電話するときに住む土地にあるリサイクルショップや喫茶店を調べては、楽しみだねとはしゃいでいる。気持ちの浮き沈みが目まぐるしい日でも、一緒に暮らす楽しみを考えれば頑張れる。

しかし、同居にあたって前はしなくてよかった話をしなくてはいけなくなった。お金の話とか、どんな風に仕事をするとか、お互いの実家のこととか。豆餅くんはかなり立派な人なので、仕事のことに関しては私が口を挟まなくてもいいはずなのについ引っかかって意見してしまう。全部大事にしたいけど、なかなかできない。お互いむっとする時間が増えちゃってそれで仲が冷ややかになってしまうのがこわい。今はまだ大丈夫だけど。

私が社会に溶け込む時間をゆっくり作ってくれている豆餅くんは偉大なので、それだけでかなり感謝してる。わがままと我慢のバランスをとって、2人でちゃんと話し合える関係になりたい。一方的に強く言うといじわるになるので、やさしくなりたい。豆餅くんに言葉が足りないと思えば、言葉を出してあげる手伝いをしたい。

わたしは彼のことが大好きだ。

 

少しでも力になれば

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人も世界もずっと同じことなんてない。よくもなれば、その後にダメになったりもする。そのスピードは人によって違う。家族は歳を取ったり体が悪くなったりするし、性格は途中から悪くなったりするし、小さな積み重ねで心を閉ざしてしまったりもする。それでも、私は急に大切な人がいなくなったり、家がなくなったりという経験がない。ないほうがもちろんいいのだけど、そういう人たちがこの世界にたくさんいることも知っている。いると実感できるようになったのは割と最近になってから

元旦から地震があり、テレビやラジオがそれでいっぱいになった。私が個人的に実家やパートナーの為にどうやったら役にたつか考えるタイミングで、昨日まで頭を悩まされていたら、それどころではない気持ちになり、被災してない自分が何をしないといけないか考えようとしてわからなくなった。それでもSNSで災害が起きた時のネットリテラシーを少し身につけていたので、邪魔になる発信だけはしたくないと思った。どこまで報道を追いかけなければならないかわからない。世界のことまで考える余裕などない私はせめて国で起きてる現実を受け止めたい。今家に帰れなくなっている人たちのことを考えた。家族と会えてない人もいるかもしれない。家はあるけどめちゃくちゃになってどうしていいかわからない人たちもたくさんいるかもしれない。私みたいに一人暮らしの女の子はすごい怖い夜を過ごしたことだろう。わからない、どこまで彼らに寄り添ったらいいのか。あまりにも何ができるかわからない。少しでも人の支援と温かい食事、安心した暮らしを取り戻す助けになれば、ならないかもしれないけど、少しだけ寄付した。

 

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12.31のはしりがき

いつの間にか大晦日になってた。

ここ最近は、いろんな状況が重なって自分が年相応でないと思うことが増えるように感じた。でもその分まぁいっかとニコニコできる時間が増えた1年だった。まわりとのギャップに悩まされるなんて今に始まったことではない。受け入れつつ慣れつつみんなのこと上手に受容していきたい。今受容しているわけではなく、自分が思い描いてるような思いやりをもっと持ちたい。

でもそんな人って変われない。

生活、自分と恋人だけに関していえばうまくいってる。自分だけに関してはマシになった程度、家族全体のことを言うとそんなにうまくいってない。

地元の友人たちとたくさん会えた。パスタ食べてケーキとウインナーコーヒー飲んだあと、りんごジュース飲んで、お酒すこしとおでんたくさん食べた。大人になると食べ飲みの遊び方が多くなってつまらんとか言ってる人見たことあるけど、私はアクティブじゃなくて食べ飲み大好きなのでむしろ嬉しい。年々結婚妊娠の話が増えることに毎回自分らの年齢を実感する。私は居酒屋のメニュー表の「茹でたブロッコリーだけ・・・¥○○」の「だけ」の部分に爆笑してたら帰る時間になってた。

ほんとの自分の好きを大切にすることと、まわりから浮くことは、場所によりけりかなり隣り合わせだ。いい塩梅これからも模索したい。自分のよさを活かしつつ社会に馴染みたい。みんなに馴染みたい。

 

ᜊ( 𖦹◜𖥦◝𖦹)ᜊ

 

来年も頑張って生きる

年またいだって何も変化はないけど、じわじわと全部を理想に近づけようと思う。

今年は「粉砂糖の日」の本もひっそり出せて、お陰でちょっと売れました。またどこかで2を出します。来年もよろしくお願いします。

おやすみ記録 / 出展のお知らせ

この土日に豆餅くん*1が来てくれて楽しかったので記録します。

12/23 土曜日

午前だけ私はバイトで、終わってから豆餅くんについて来てもらって、京橋に今度私が参加するポストカード展の搬入をしに行った。

この展示はポストカードオンリーで350種類も展示販売されるというなんとも楽しい展示。主催兼会場のギャラリーゴローさんは額縁工房も兼ねた建物になっており、一階で作業をされている職人さんの横を通って行った先の2階にギャラリーがある。

出品数350種類もあると、流石に主催の方も運営が大変そう。実際、搬入は「名前書いてこちらにポスカ入れておいてください」と段ボールと名前を書く用紙があっただけで、お店の人と接触することなくあっさり終わった。なんでも、「クリエイターのためになりたい」と企画されたイベントだそうで、出店料も無料のイベントなのだ。こんないいチャンスはないと張り切って新しい絵を描いて出品した。

搬入の間豆餅くんは近くにあった古本屋さんで時間を潰してもらってたので、ついでに私も本をみて3冊買った。その後2人で珈琲館に行き、各々が買った本を読んだ。たくさん歩いた後に飲むコーヒーフロートは格別だった。

この2パターンを出品します

よかったら来てね。

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12/24 日曜日

豆餅くんと京都に行った。

友人が働いている古書店に私の本を売ってから、店員さん達におすすめしてもらったカフェに行った。「今日は多いかもしれないしな〜」「あそこは休みのこと多いですよ」「洋食?和食?」みたいな感じで我々の昼飯を本気で一緒に考えてくれてなんか楽しかった。

「横浜丼」という1週間限定だった丼を食べた。豚そぼろを甘辛く炒めたのが乗ってておいしかった〜ドリンクメニューもなんかすごく多くて魅力的だったのでまた行きたい。

さらさ花遊小路の「横浜丼」

 

食べ終わった後に好きな喫茶店に行った。

カウンター席に2人で座り、昨日買った本をパラパラしながらおしゃべりしていた。

しばらく経ってから目の前にいた店員さんが短大時代の友人だと気づいた。間違ってたら恥ずかしいなと思いなかなか喋りかけられなかったけど、他の店員さんが呼んだ名前が私の思っている彼女と一致したので思い切って話しかけてみた。当時はコースも違って仲良いグループも違って、お互い名前と顔を知っているだけであまり話したことがない子だった。それにいつの間にかSNSにもいなくなってしまっていたので、会えたのがなんだかすごく嬉しなってしまった。

クリスマスイヴだったのもあってこれって運命なのでは?!と思ってしまったし思わず連絡先を聞きたい!となったけど、たまたま会えただけだし嫌かなぁと思って聞かなかった。

相手の環境や私に対する思いを考えずにすぐ繋がりたいと思ってしまうのは私の嫌なとこだと常々思っていたし、またあの喫茶店に行けば会えるかもしれないなと希望を持って退店した。また会えたらいいな。

 

豆餅くんとのお出かけなのに、彼の行動や言葉を書かないまま終わってしまった。申し訳ない。でも彼と出かけたからこれを書きたいと思うくらいには楽しい休日だった。

*1:私の恋人、最近人生初パーマを当てた